2001-03-27 第151回国会 衆議院 本会議 第17号
○羽田孜君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいまの総理の御報告に関し、総理及び関係大臣に質問させていただきます。(拍手) 質問に先立って、このたびの中国・四国地方における地震で、不幸にも亡くなられた方、被害に遭われた方々に、また地域の皆様に、心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。政府においては被災者支援並びに復旧に全力を挙げるよう、強く要請するものであります。 私は、今回の日米、日
○羽田孜君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいまの総理の御報告に関し、総理及び関係大臣に質問させていただきます。(拍手) 質問に先立って、このたびの中国・四国地方における地震で、不幸にも亡くなられた方、被害に遭われた方々に、また地域の皆様に、心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。政府においては被災者支援並びに復旧に全力を挙げるよう、強く要請するものであります。 私は、今回の日米、日
○羽田孜君 私は、民主党を代表しまして、ただいま議題となりました小渕内閣に対する不信任決議案について、提案の趣旨を御説明申し上げます。(拍手) まず、決議案の案文を朗読いたします。 小渕内閣不信任決議 本院は、小渕内閣を信任せず。 右決議する。 昨年の七月三十日に小渕内閣が発足して以来、一年が過ぎました。この間、金融再生法、ガイドライン関連法、国旗・国歌法、組織犯罪対策三法、住民基本台帳法等々
○羽田孜君 私は、民主党を代表して、総理の施政方針演説に関連し、総理並びに関係大臣に質問をさせていただきます。(拍手) かつてともに汗を流した小渕さんが橋本さんに続いて重責を負われたこと、宮澤大蔵大臣初めお世話になった方々が閣僚につかれたことに、私情から、慰労と、成功を願いたいと申し上げます。しかし、我が国の再生か沈没かを占う大転換のとき、国民と国家に思いをいたし、私事を離れて、自民党政治について
○羽田孜君 私は、民主党、自由党、日本共産党を代表しまして、ただいま議題となりました橋本内閣に対する不信任決議案について、提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、決議案の案文を朗読いたします。 橋本内閣不信任決議 本院は、橋本内閣を信任せず。 右決議する。 〔拍手〕 二十一世紀を目前にして、我が国は今や戦後最大の経済危機に見舞われています。長引く不況、相次ぐ企業倒産により
○羽田孜君 私は、統一会派民友連を代表し、若干の所見を述べ、橋本総理の施政方針演説に関連し、景気、金融あるいは行革問題等、絞って質問をさせていただきたいと思います。 また、私の郷里長野県では、愛と参加をテーマに平和の祭典、冬のオリンピックが開催されております。まず、総理初め閣僚の皆さんが開会式に出席していただいたことと、開催の運びに至るまで御理解と協力をいただきましたことにつきまして、長野県選出の
○羽田孜君 太陽党を代表いたしまして、国民が抱いている今日と未来への不安、要望を中心に、橋本総理に対して質問と提言をさせていただきます。 総理、あなたは常々、六大改革に火の玉となって取り組むと発言されてきました。多くの国民は、この言葉に日本が未来に向けて変わるんだという期待をかけてきたのではないでしょうか。 しかし、今回の内閣改造は、この期待を裏切り、あなたの言葉が本物でなかったことを露呈する結果
○羽田孜君 第百四十回通常国会に当たり、太陽党を代表して、橋本総理に対し質問と提言をさせていただきます。 まず、ペルーの日本大使公邸人質事件について申し上げます。 事件発生以来一カ月が過ぎましたが、いまだに解決のめどは立っておりません。日本人を含め人質として公邸に残っていると十人以上の方たちは肉体的にも精神的にも限界に来ており、また御家族の御心労も察するに余りあります。人質になられた方、今現在も
○羽田孜君 私は、新進党・民主会議を代表して、村山総理の所信表明演説に対し、提言を交えつつ、総理並びに関係大臣に質問をさせていただきます。 質問に先立ち、本日未明、フランスは国際世論の強い反対にもかかわらず再び核実験を強行いたしました。まことに遺憾であり、政府はどう対処される方針か、まずお伺いをいたします。 さて、この七月に行われた参議院選挙は、誕生して約一年を経過した村山連立政権が初めて迎えた
○羽田孜君 私は、新進党を代表して、ただいま提案されております村山内閣不信任案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。(拍手) 我が国を取り巻く内外諸情勢は、外にあっては冷戦後の新たな秩序模索の中における世界平和の維持と経済の発展、内にあっては戦後最大の不況、大震災等に対する危機管理体制の確立など、課題が山積しております。 ところが、村山内閣は、これらの課題に対し、厳しい認識もなく、改革
○羽田孜君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員小宮山重四郎先生は、昨年十一月二十一日午後、東京医科大学病院におきまして急性心不全のため逝去されました。まことに痛恨のきわみであります。 小宮山先生急逝のニュースは、余りにも突然のことで、我が耳を疑いました。どうしても信ずることができませんでした。数日前、議員会館の玄関でお会いしたとき、いつものように右手を上げられ、「元気かい、一度ゆっくり
○羽田孜君 私は、新しい会派改革の同志諸君のお許しを得まして、村山総理の所信表明演説に対し質問をいたします。 昨晩、北海道東方沖を震源とする強い地震と津波がありました。被災を受けられた皆様方には、心からお見舞いを申し上げます。政府は直ちに被害を調査され、敏速な対応をしていただきますことをお願い申し上げます。 さて、私たちは、今国会開催に当たりまして、健全な責任野党として国会審議に臨むことを表明し
○羽田孜君(続) 新しい選挙制度をつくるために命をかけてきた私にとって、古い制度で国民の信を問うことは政治改革そのものを否定するものであり、円高、サミットと難問が山積する折に四十日にも及ぶ政治空白をつくってよいのか、熟慮を重ねた上での決断であったのであります。(拍手) 与党の首脳がおっしゃいましたが、今アメリカとロシアが手を結ぶ時代、自民党と社会党が手を組んでも不思議ではない。むしろそれこそが五五年体制
○羽田孜君 私は、改革推進グループのお許しをいただきまして、新しい政権の誕生の経緯や基本的な政治姿勢に関し、多くの国民と国際社会が知りたいと思う点につきまして質問をさせていただきます。 まず、総理、就任早々サミットへの御出席、御苦労さまでございました。途中、体調を崩されたとの報告に接しましたときに、個人的に親近感を持つ者の一人といたしまして、また、国際会議の厳しさや総理のスケジュールの過密ぶりを知
○国務大臣(羽田孜君) 正確に申し上げますと、予算の提出等が一カ月半ほどおくれたということであろうと思っております。しかし、そういったものに対応するために今度の五兆五千億に上ります減税をするとか、あるいはそういったものを含めて史上最高の補正予算で対応するということで、私は景気そのものに対しては相当大きな効果は上げておるというふうに思っております。 ただ問題は、やはり新規事業等について暫定予算あるいは
○国務大臣(羽田孜君) この問題は、もう従来から、国会の中で御議論いただくということでございますから、私が内閣としてそのことについてここで申し上げることは差し控えたいと存じます。
○国務大臣(羽田孜君) 私どもといたしましては、国民生活に直結いたしますこの重要な予算を審議しているさなかであります。そういう中で、これは私の不徳のいたすところか、あるいは弱い政権であるということかもしれませんけれども、不信任案問題が起こる、それに対しての対応の政権構想等の動きが出てくるということで、私は大変残念なことであるというふうに思っております。 今はもう政争なんかやっているときじゃない、これを
○国務大臣(羽田孜君) 今お話がありましたように、私どもの目前に山積する問題というのは、まさに戦後五十年という一つの節目を迎えまして、すべて改革というものにつながっている問題であろうというふうに思っております。衆議院だけでなくて、二院制というものを考えたときに参議院の本格的な抜本的な改革というものがなくてはならないことであろうと思いますし、また国会そのものについても、これは私が今申し上げることじゃありませんけれども
○国務大臣(羽田孜君) 区割り委員会の方でも、こうやってわざわざ先生においでいただきながらお話をお聞きしていただいておるわけでございまして、皆さんの御意見等もこうやって生かしながら、厳正、中立、公正な区割り案を出していただけるものであると思っております。 その後について私どもがどうこうと今申し上げるものではないというふうに思っております。
○国務大臣(羽田孜君) これには幾つもの学説があるようでございますけれども、いずれにしましても基本はやっぱり人口だと思います。それから交通ですとかあるいは経済のつながりですとか、あるいは行政区域ですとか、こういったものが考えられるでしょうけれども、しかし、何といってもやっぱり人口が基本。またもう一つの基本は、国会議員の場合にはまさに全国民を代表するということになっておるから、本来だったらこれは単なる
○国務大臣(羽田孜君) 医療制度の重大なこれは後退ではないかという話でございますけれども、今般の医療保険制度の改革は、今後とも国民が安心して医療を受けられるようにするとともに、サービスの質の向上という新たな課題にこたえるために必要な改革を行うもので、決していじめですとかあるいは苦しめるということではございません。 入院時の食事につきましての定額の自己負担の導入は、入院される方と在宅される方との負担
○国務大臣(羽田孜君) 医療費の財源確保策につきましてのお尋ねであります。 医療費につきましては、高齢化の進展ですとかあるいは医療の高度化などによりまして、今後ともどうしてもこれは増加が避けて通れない問題であろうというふうに考えます。これを賄うための財源は、最終的には保険料、税または自己負担、この三つのいずれかに求めていかなければならないだろうというふうに思います。 こうした状況の中で、国民の保険料
○国務大臣(羽田孜君) お答え申し上げます。 適正給付適正負担の考え方についてでありますけれども、厚生大臣の懇談会の報告、「二十一世紀福祉ビジョン」におきましては、高福祉高負担型社会でもなく低福祉低負担型でもない我が国独自の適正給付適正負担という福祉社会の実現を目指すこととされております。 この適正給付とは、社会保障ニーズに自助努力をも組み合わせて適切に対応した過不足のない給付を意味し、適正負担
○羽田内閣総理大臣 お答えいたします。 この問題につきましては、私ども、これは前回作業した者でありますけれども、前回のときには、御議論をいただきましたけれども、やはり区割りというものは、これを議論し出したら、じゃ私のところは、この地区は、これはどうだということになったら、私は区割りというのは本当になかなかできないぞ、これは私が関係した者としてそう申し上げさせていただきたいと存じます。
○羽田内閣総理大臣 およそ知っております。
○羽田内閣総理大臣 申しわけないのですけれども、ともかく、きのう寝たのもとんでもない時間で、けさもずっと実は予算委員会などがありましたもので、聞いておりません。
○国務大臣(羽田孜君) この発言は、これはしばしば報道なんかでされておるところでありまして、要するに、北朝鮮としては別に能力もありませんよ、技術もありませんよ、みずから持つ意思もありませんよということはしばしば実は言われていることでありまして、そういう意味で私は、もし本当にそういうことであるんだったら早くオープンにしなさい、IAEAの査察を受けなさい、ということであれば、みんな国民の皆さん方には、国民
○国務大臣(羽田孜君) 御指摘の私の発言につきましてでございますけれども、北朝鮮がみずから核兵器をつくる能力も意図もないと表明していることを受けまして、北朝鮮が実際に核兵器を保有していないことを期待するとの趣旨を述べたものでございまして、よって北朝鮮が実際に核兵器を保有しているかについて述べたものではないということは御理解をいただきたいと思います。 いずれにいたしましても、北朝鮮の核兵器開発の実態
○国務大臣(羽田孜君) この点、実はそういう指摘がありまして、私自身は大体国会で発言を申し上げておるとおりに発言をしているつもりであるということを実は申し上げておりました。ただ、テープをみずから起こしてみましたら、確かに金日成主席、この方が核を持つ意思もない、あるいは能力も持たないということを言ったことを踏まえて、少し私もこれはちょっと誤解されるぞという発言をしたことについて今反省をいたしております
○国務大臣(羽田孜君) お答え申し上げます。 この法案の目的と意義、あるいは提出の背景、また欧米諸国との比較ということでございますけれども、御指摘のございましたように、大量生産、大量消費の現代社会におきましては、製品の安全性の確保は製造業者に依存する度合いが高まってきておる中で、製品の欠陥による被害の救済という観点から被害者の立証負担を軽減するため製造物責任制度を導入するものでございます。また、これは
○国務大臣(羽田孜君) まず、新たに製造物責任法案を提出するに至った背景ということでありますけれども、製品に起因いたします事故から消費者を保護するためには、事故の防止及び被害の救済から成る総合的な施策を講じる必要があります。 政府といたしましては、被害者の適切な保護という観点から、関係審議会におきまして製造物責任制度について検討を重ねてまいりましたが、このたびその法制化を進めるべきであるとの合意が
○国務大臣(羽田孜君) いろんな場所、ルート等を通じながら我が国の意思というものは伝え、そして我が国はいつでも話し合いというものの窓口は開いておるということもいろんな角度から伝えてあるということであります。
○国務大臣(羽田孜君) この問題について議論を私どもは国会、衆議院の方の予算委員会でしたわけでございますけれども、そのときに、ともかく現在、核というものが存在しておるという現実は否定できないということ、そしてその中でお互いが抑止力というものを働かせておるということ、そういう中における国際法の、いわゆるその実定国際法上の評価というもの、これを実は求められているんだと。 ただ、我々としては、ですから、
○国務大臣(羽田孜君) 今、税制協議会、これは前年の国会での決議、今度の特例措置の決議ですね、こういったものなんかも踏まえながら、やはり抜本的な税制改革をやらなければいけないということ、そして将来を考えましたときに、中堅の勤労者の皆様方に偏ったものではなくて国民が幅広く負担する、そういった方向にいこうということであろうというふうに私は考えておりまして、私はその方向は正しいだろうというふうに思っております
○国務大臣(羽田孜君) 少子化が進んでおるということ、これは日本の将来にとって憂うべき問題であろうと思っております。 そうなってきますと、しかも高齢化が進んでくるということになると、支える分母というのは少なくなってくるわけでありますから、そういう社会というのは非常に厳しい社会になっていくであろうというふうに考えておりまして、少子化に対する対策というものも国を挙げて真っ正面から議論し取り組んでいくべき
○国務大臣(羽田孜君) お答え申し上げます。 あの発言につきまして、あのとおりの言葉であったのかどうか、これはこの間官房長官から御説明したとおりでございます。私は彼ともずっとつき合っておりますけれども、女性べっ視というよりは平素の行動はむしろ女性の方を尊重する人そういうものであるということ、私は長いことつき合いながらそのことは理解いたしております。 そして、私は平素から女性の方が、政治ですとかあるいは